最新沖縄野菜はシカクマメ
沖縄野菜といっても、もともと自生していたヤツというのは少なくて、ごーやーにしろシブイにしろ何時のころかに、東南アジアや大陸南部方面から渡ってきたのだろう。そもそも琉球弧は、日本への文化の南の入り口として、米やサツマイモはじめ数多くの植物を中継してきたであろう
そんな沖縄が中継する野菜の最も新しい例がシカクマメだ。シカクマメは最新の沖縄野菜ラインナップである。シカクマメの沖縄野菜としての歴史は、まだ20年あるかないかくらい、というニューフェイスである。
シカクマメは英語ではウィングビーンと呼ばれる。シカクマメの若サヤは、透き通った感じの黄緑色で、断面が四角くて、四角の四隅から羽が出ている形状だ。羽はやわらかい。マメの味は、しゃきっとした歯触りと、甘みと、アスパラガスに近い風味がある。時期が過ぎたものは苦みが出る。
このシカクマメはニューギニアやフィリピンや東南アジア地方では、利用度の高いマメらしい。若サヤだけではなく、若い葉や地下茎も食用にする。豆は大豆並の栄養価があるようだ。青い花は染料にもなるようだ。熱帯アジアではポピュラーなシカクマメを、亜熱帯の沖縄でも安定的に収穫できるように選抜したものが「うりずん」というシカクマメの品種だ。
スターフルーツに形も質感も似た熱帯感覚にあふれるシカクマメは、いずれヒットしそうな野菜に思えるのだが、生産量がいまいち多くないようだ? もっと生産が増えてもよさそうなシカクマメなんだけど、マメにしては収穫まで結構月数がかかるし、地元じゃあまり売れないし、収穫期が台風シーズンとぶつかることもあってか、まだまだ知る人ぞ知るという感じなのだ。沖縄に来たら是非、探してみてください
カボチャ王国沖縄と高級ブランドかぼちゃ
沖縄で野菜と言えば「カボチャ」と言われてピンとくる人は、ツウです。
あの薄い茶色とか青い皮の、甘くないペッチャリしたヒョウタン型の島カボチャ(日本カボチャ系)・・あれとは違います。エビスやこふきなどのエフワン・カボチャ(西洋カボチャと日本カボチャの交配種)の生産のことです。
沖縄がかつてカボチャ王国と呼ばれ、農村部には、かぼちゃで儲けた農家が立てた二階建てのスラブ屋(鉄筋コンクリート住宅)である「カボチャ御殿」が,今でもかつての栄光を、静かに語りついでいます・・・・かつては5000トンあった生産量が、1000トンに落ち込み・・・カボチャ王国は沖縄から、トンガやニュージーランドやメキシコへ移りつつあるようです。スーパのカボチャ、ニュージーランド産やメキシコ産ばっかりですね。一時より減ったけどトンガ産も。輸入野菜といえと、何故かトンガやニュージランドはイメージが悪くない・・・
何て言うと、かぼちゃは完全に過去のもののようですが、「津嘉山かぼちゃ」違います。実は、南風原町の津嘉山のカボチャは、高級ブランド品として、内地で流通しているのです。ひと玉500円とかだったり! 内地の青果関係者の間では、沖縄と言えば決してゴーヤーではなく、「津嘉山かぼちゃ」なのだそうです。県内でも津嘉山かぼちゃは結構高めで販売されています。実際ホクホクで甘くてハズレが無い! 南風原町あたりには、このカボチャをフィーチャーしたお菓子もけっこうありますね
ところで、トンガの人は、昼寝と食べることダンスが好きというイメージでTVなどで伝えられていますが、人の見てないところで、カボチャ畑で働いています。そりゃ、沖縄も同じか!


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