2007年11月22日

カボチャ王国沖縄と高級ブランドかぼちゃ

沖縄で野菜と言えば「カボチャ」と言われてピンとくる人は、ツウです。

あの薄い茶色とか青い皮の、甘くないペッチャリしたヒョウタン型の島カボチャ(日本カボチャ系)・・あれとは違います。エビスやこふきなどのエフワン・カボチャ(西洋カボチャと日本カボチャの交配種)の生産のことです。

沖縄がかつてカボチャ王国と呼ばれ、農村部には、かぼちゃで儲けた農家が立てた二階建てのスラブ屋(鉄筋コンクリート住宅)である「カボチャ御殿」が,今でもかつての栄光を、静かに語りついでいます・・・・かつては5000トンあった生産量が、1000トンに落ち込み・・・カボチャ王国は沖縄から、トンガやニュージーランドやメキシコへ移りつつあるようです。スーパのカボチャ、ニュージーランド産やメキシコ産ばっかりですね。一時より減ったけどトンガ産も。輸入野菜といえと、何故かトンガやニュージランドはイメージが悪くない・・・

何て言うと、かぼちゃは完全に過去のもののようですが、「津嘉山かぼちゃ」違います。実は、南風原町の津嘉山のカボチャは、高級ブランド品として、内地で流通しているのです。ひと玉500円とかだったり! 内地の青果関係者の間では、沖縄と言えば決してゴーヤーではなく、「津嘉山かぼちゃ」なのだそうです。県内でも津嘉山かぼちゃは結構高めで販売されています。実際ホクホクで甘くてハズレが無い! 南風原町あたりには、このカボチャをフィーチャーしたお菓子もけっこうありますね

ところで、トンガの人は、昼寝と食べることダンスが好きというイメージでTVなどで伝えられていますが、人の見てないところで、カボチャ畑で働いています。そりゃ、沖縄も同じか!


  

Posted by 野菜作やー at 13:38沖縄のウリ科野菜

2007年11月22日

沖縄秘密アイテムの改良ゴーヤは美味い!

10年ちょっと前から、ゴーヤがおいしくなったんですよ。それまでは、はっきり言って,長ゴーヤーは苦かった・・・アバシーごーやーは食べやすかったけど。そういうえば、アバサーごーや、最近めっきり見なくなりましたよね。だいたい売ってないもん。

なぜかというと、最近の太長ゴーヤーは沢山収穫できて、しかも、おいしいからです。今流通してる、太長ゴーヤーは10年くらい前に品種改良でできたゴーヤーです。エフワンハイブリッドという方式の改良種で、長ごーやとアバシーの優良株を掛け合わせてできています。現在,沖縄県では、主に「むるぶし」と「しおかぜ」という二つのエフワンハイブリッドごーやーが栽培されています。

このゴーヤー、はっきり言って、うまいです。こくがある。味に深みがあります。ワシは個人的には、このエフワン・ゴーヤが無ければ、ごーやーそのものをあまり食べなかったと思います。このゴーヤーが栽培の主流になる前は、農家はみな、良い形のゴーヤーからわざわざ種を取り出して、それを撒いて、よい形の株を選抜していたようです。今は、エフワンの苗を県か農協かが作ってくれます。

「ちゅらさん」あたりから、ごーやーは完全に全国区の野菜となり、夏は日本中どこでも作れるので、青森県でも栽培が盛んだそうです。ですが、このうまい品種は、全国には流通してません。苗や種は持ち出し禁止!で、県によって厳重に管理され、沖縄ごーやーの優位性をはかろうとしてるのです。種は県内の農家でも入手できません。苗は沖縄県内の農協に注文すると個人でも入手できます。県外の人は残念ながらNG!

ところが、最近、宮崎か大分あたりのゴーヤの品種改良が進み、我らがウチナーエフワンハイブリッドゴーヤに迫る味の品種を作ったという噂もあり(スパイがいる!汗 ^^;)、ゴーヤー競争はますます熾烈な戦いとなっているのだそうです。

  

Posted by 野菜作やー at 03:47沖縄のウリ科野菜